創己ゼミが考える自立トレーニング学習(受容と誘導) |
自立学習とは…
創己ゼミの自立とレーニング学習のやり方は、家庭でのしつけのようなものです。
歯を磨いたり、顔を洗ったり、トイレにいったり、着替えたり、または挨拶をしたり、親の手伝いをしたり御礼を言ったり、謝ったりなど挙げればきりのないほど家庭のしつけはたくさんあります。これらのしつけは、言って聞かせたり、仕向けたり、のせたり、褒めたりしながら、すべては「自分でできるようにする」ことが基本です。
やり方の基本は、①やってあげる ②やって見せてあげる ③一緒にやってみる ④一人でやらせてみる ⑤考えさせてみる…という5つの段階を踏んでいきます。かなりの個人差はあるにせよ、このプロセスで自分でできる率は高くなっていきます。これは、実はスポーツの世界(少年サッカーから一流のプロまでも)でも一般の企業においても継続的に行われていることで、「一人で考え、一人でできる」がないうちは一人前とはいえないし、結果を出し貢献することもできません。また、自分自身にも受け身でやらされているうちは、実感がないので自信にもつながりにくいのです。
今の教育を考えると…
しかしながら教育現場においては、依然「何を教えるか」「どうやって教えるか」「時間をかけて教える」など、主体が生徒本人ではなく、教える側にあるというのが現状です。このアプローチ法では生徒は根本的に受け身の形をとることになります。よほど積極的でなければ、授業に飽きてしまったり、やる気がなくなってしまったり、聞いているようで聞いていなかったりで、学習内容が身につきにくく、やっている割にはできない…ということになってしまいます。できないのは生徒本人の能力の問題、または教える側の能力の問題と決めてしまいがちですが、指導する側の考え方やアプローチ方法を変えれば、結果はかなり違うはずです。
身近にいるネイティブコーチは…
世の中には教え上手な人がいます。知識や出来事をわかりやすく、おもしろく、興味深くかみくだき、人に伝えることができる人のことです。こういう人は、ただ単に伝えたり、教えているのではなく、聞いている相手に「聞きたい、もっと聞いていたい」という「やる気(聞く気)」を引き出すのが上手なのだと思います。そうやって聞き手を巻き込んでいることで実は気持ちの中で聞き手と対話をしているのです。コンサート、ライブ、演劇等を思い浮かべていただくとご理解いただけると思います。
だから創己ゼミの自立トレーニング学習システムは…
私たちはコーチとして、個々の生徒の性格やタイプを考え、受容と誘導を繰り返し、ノリ・リズム・テンポを出しながら生徒の「自分でできる」を引き出すことに重点を置いています。「自分でできる率」を高めていくことで小さな成功体験を実感することができます。そうすることで本人の自信がつきます。やる気が生まれます。成績という結果に結びつきます。
私たちは生徒ひとりひとりにあったやり方で子どもたちを全面的に支援していきたいと考えています。
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